キャリアアグリゲーションとは

キャリアアグリゲーションとは【英名:carrier aggregation】

無線の電波を使うモバイル通信において、周波数帯の違う複数の電波(carrier)を束ねて(aggregation)データの送受信を行う技術。たとえばLTEでは、75Mbpsの通信速度を実現する周波数が別々の電波を束ねることにより最大150Mbpsの通信を、WiMAX2+では110Mbpsの通信速度を実現する電波を2つ束ねて最大220Mbpsの通信を可能としている。LTEの次世代の通信規格といえる「LTE-Advanced」を構成する重要な技術としても知られる。

なおモバイル通信において、キャリアアグリゲーションの恩恵は高速化だけにとどまらない。複数の周波数帯の電波を使っているので、仮に片方の電波の受信状況が悪くても、もう片方の電波で通信を継続することが可能。これによって通信の安定化が実現できる。

便利なキャリアアグリゲーションだが、注意点やデメリットもある。たとえば、対応の通信端末(スマートフォン・モバイルルーターなど)でなければ、キャリアアグリゲーションを使うことはできない。

また、キャリアアグリゲーションを使うことにより、バッテリーの消耗が早くなる。そのため端末によってはあえてキャリアアグリゲーションを無効にすることで、バッテリーの持ちをよくする機能をもつものもある。また基地局が対応していないと、キャリアアグリゲーションは行われない点も注意が必要。(対応状況は、モバイル通信の提供エリア確認で可能)

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